高層ビルの貸事務所を選ぶメリット・デメリットとは?高層ビルの定義も解説
貸事務所(オフィス)を探している方のなかには、高層ビルも候補に入れて考えている方もいると思います。
高層ビルにある貸事務所を選ぶと、どのようなメリットやデメリットがあるのか、気になるところです。
今回は、高層ビルの貸事務所を選ぶメリットにはどのようなものがあるか、高層ビルの定義や、高層ビルに事務所をおくデメリットについても解説します。
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高層ビルの定義とは
都心にいくとたくさんの高層ビルが建っていますが、実際に高層ビルには決まった定義があるのか、よくわからない方も多いと思います。
ここからは、高層ビルの定義についてご紹介します。
高層ビルには明確な定義はない
実は「高層ビル」といわれるものには、とくに決まった定義はありません。
建築基準法によれば、高さが57mを超えるマンションのことを「超高層マンション」と定義していますが、高層ビルの定義はとくに数値では決められていません。
また、マンションやオフィスビルなどでよくいわれる「高層階」にも明確な定義はなく、一般的に高層住宅やタワーマンションの上層階をそう呼んでいます。
高層階は建物全体の高さや、個人の感覚によって変わってきますが、通常では建物の半分から3分の2以上のフロアを「高層階」とみなすケースが多いです。
高層階は一般的には6階以上
オフィスビルでは、一般的には「6階以上」を高層階と呼ぶことが多いようです。
そのため多くの場合、6階以上あるビルを「高層ビル」と呼んでいます。
5階以下のビルは「中層階ビル」、1~2階のビルは「低層階ビル」といわれています。
また、消防法においては、31m以上の建築物を高層建物とみなしており、その高さに応じた対応が必要です。
建物の高さが31mを超えると、木造建築でも鉄骨造でも、安全性を検証する必要があると同時に、建物の設備などでも制約が増えていきます。
15階以上は超高層階
近年では、タワーマンションなどのように、40階を超えるような高層ビルも増えています。
一般的には、15階以上の建物は「超高層ビル」と呼ばれます。
とくに東京都心ではビル建設が相次いでおり、東京オリンピック開催の影響もあって、2018年から2020年にかけて、都心3区だけで45棟のビルが建築予定となっていました。
これは、アベノミクスと呼ばれる経済政策にくわえて、超低金利の環境が背景にあるといわれています。
高層ビルのオフィスは多くの企業から注目を集めており、とくに外資系企業やベンチャー企業には、分割区画が人気です。
分割区画を利用すれば、小規模な海外企業でも、大規模な高層ビルの貸事務所を借りることが可能で、さらに事業が拡大すれば、オフィススペースを増やせるメリットがあります。
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高層ビルの貸事務所を借りるメリット
高層ビルの貸事務所を借りることによって得られるメリットはたくさんあります。
企業にとってメリットが大きいなら、高層ビルにオフィスを構える選択をするのも良いかもしれません。
ここからは、高層ビルの貸事務所を借りるメリットについてご紹介します。
見晴らしが良い
高層ビルの貸事務所を借りる大きなメリットとして、見晴らしの良さがあります。
これは、低層階の貸事務所ではなかなか味わえない魅力です。
働いている社員にとっても、訪れたお客さまにとっても、窓から眺める見晴らしの良い景色は気持ちの良いものとなるでしょう。
また、高層ビルの高層階では、日当たりが良い場合が多く、オフィス内が明るく感じられるメリットもあります。
くわえて、周囲からの目線も気にならず、仕事に集中しやすい点も魅力です。
ほかにも、地上から離れているので、車や歩く方、電車などの騒音が気にならない点もメリットといえるでしょう。
設備やセキュリティなど管理体制がしっかりしている
高層ビルの貸事務所を借りるメリットとして、設備の管理体制がしっかりしている点が挙げられます。
高層ビルは基本的に有人管理となっており、トイレや空調などの設備に対して管理体制が行き届いているのが特徴です。
低層ビルでは無人管理の建物が多く、何かトラブルがあっても、対応に時間がかかるケースが多いです。
また、高層ビルは人の出入りが多いため、セキュリティゲートが設置されているなど、入り口のセキュリティ面もしっかりしている建物が多い点もメリットといえます。
イメージが良くなる
高層ビルのなかにオフィスがあると、周囲の方や取引先に対して与えるイメージが良くなるメリットがあります。
一般的には、高層ビルは高くて高級な場所といったイメージをもつ方が多いので、それが企業イメージにつながり、好印象を与えられるでしょう。
さらに、高層ビルのエントランスや共有部分は、きれいに整えられているものが多く、なかにはおしゃれなつくりのビルもあります。
高層ビルのエントランスを「会社の顔」だと考えれば、会社のイメージが良くなることが期待できます。
さらに、来客時にも、お客さまに与える印象が良くなるため、商談もよりスムーズに進むかもしれません。
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高層ビルの貸事務所を借りるデメリット
高層ビルに貸事務所を構えるとメリットがたくさんありますが、その一方でデメリットもあるので、その両方を考慮したうえで選ぶのがおすすめです。
ここからは、高層ビルの貸事務所を借りるデメリットについて解説します。
エレベーターが混雑する
高層ビルはエレベーターの利用者が多くなるため、エレベーターが混雑する点がデメリットです。
とくに出勤時や昼休みなどピークの時間帯では、同時に利用する方が多くなるため、長い待ち時間が発生する恐れもあります。
もちろん利用人数が多い高層ビルでは、エレベーターを何台も設置するなどの対策はおこなわれていますが、それでも就業時間の前後などの混雑は避けられないでしょう。
低層ビルなら、エレベーター以外に階段を利用する方法もありますが、高層ビルの場合はエレベーターしか移動方法がない点はデメリットといえます。
また、ビルのエントランスに到着してから、オフィスに着くまでにそれなりに時間がかかるので、通勤時間に余裕をもっておく必要がある点もデメリットのひとつです。
災害時の避難が心配
高層ビルの貸事務所だとすぐに避難ができない点はデメリットです。
とくに、大きな地震が起きるとエレベーターが強制的に停まってしまうため、地震が多い日本では心配な面が多いです。
もし高層ビルでエレベーターが停止してしまうと、地上まで行くのに相当な時間がかかることが予想されます。
さらに、途中の階で火災などが発生していると、地上への避難自体が難しくなる可能性もあります。
災害の状況によっては、災害発生時に高層階で孤立するリスクもあるため、高層階にオフィスを構える企業では、水や食料などの災害用備蓄が必要になるでしょう。
高層ビルの貸事務所を借りるなら、人命に関わることなので、社員全員の防災グッズを揃えておくなど、普段から災害に備えておくことが重要です。
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まとめ
高層ビルには明確な定義はありませんが、一般的に6階以上が高層ビル、15階以上が超高層ビルと呼ばれており、消防法では31m以上の建物を高層建物とみなしています。
高層ビルの貸事務所を借りるメリットとして、見晴らしが良い、設備やセキュリティなどの管理体制がしっかりしている、イメージが良いなどがあります。
一方で、高層ビルの貸事務所を借りるデメリットは、エレベーターが混雑する点、災害時の避難が心配な点です。
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